噺 REPORT

蝶花楼桃花、「前代未聞」の31日連続ネタ下ろし公演を発表。31人の日替わり二つ目ゲストも見どころ。
2024年4月1日
蝶花楼桃花が4月1日に池袋演芸場で会見を開き、若手落語家としては異例といえる大型連続独演会「桃花 三十一夜」を開催することを発表した。 この「桃花 三十一夜」は31日間連続のネタおろし(習得した演目の初披露)に挑む共に、もう一席も全日程異なる演目を披露するという「前代未聞な」チャレンジングな企画。 「出来るかどうかはわからない」というほどのネタ下ろしの数ではあるが、「毎日のネタ下ろしが、いったいどうなるのか?」が見どころの一つでもあると語る。 公演の構成は... 記事を読む
林家しん平監督ほか出演者が登壇。スタッフ、キャストも落語家で撮った映画「二つ目物語」の舞台挨拶をレポート。
2022年6月27日
2022年6月25日(土)に、林家しん平が監督した映画「二つ目物語」の舞台挨拶が池袋シネマ・ロサで行われた。 24日(金)に公開された映画「二つ目物語」は落語家の「二つ目」を主人公に据えた短編3本からなるオムニバス映画。スタッフ、キャストをほぼ落語家だけで撮影されたもので、舞台挨拶には、監督の林家しん平の他に、三遊亭歌る多、柳亭市弥、林家なな子、林家あんこが登壇。 この映画は3本の短編を定席の寄席に因んで上席、中席、下席としており、それぞれ「貧乏昇進」「幽... 記事を読む
公演レポート6/7「広瀬和生を聴け! 三遊亭兼好の落語とスペシャル対談の会」
2022年6月21日
2022年6月7日に渋谷のユーロライブで行われた「広瀬和生を聴け! 三遊亭兼好の落語とスペシャル対談の会」を見た。 この会は、落語ファンには圧倒的な知名度を誇る落語評論家の広瀬和生の新刊『落語の目利き』(竹書房)の出版記念の落語会であり、出演者にはこの本でイラストを描いた三遊亭兼好も名を連ねるというもの。 ここでは今更の説明は不必要だろうと思うが、念のため。広瀬和生氏は、世界最大の実売部数を誇るヘヴィ・メタル/ハード・ロック専門誌である『BURRN!』の現... 記事を読む
【レポート】2017/8/19 春風亭ぴっかり☆ 2017サマーツアー ぴっかり☆夏祭り!@日比谷コンベンションホール
2017年8月23日
・温かさで貫かれた2時間の祝祭空間 【レポート】ぴっかり☆夏祭り!2017年8月19日@日比谷コンベンションホール 様々なエンターテインメントが存在する中で、落語でしか味わえない余韻というものが存在する。本を読み終えた際の心持ちを読後感というように、落語を聴いた後にのみ感じることができる気持ちがそれだ。十分に笑った後ですっきりしていることもあれば、心に迫る噺を聴いて感じ入ることもある。落語というものはその場で消えてしまい、後には何も残らない方がいいともいわ... 記事を読む
【鑑賞レポート】2017/5/11”第99回ぎやまん寄席/春風亭一之輔独演会”@湯島天神参集殿
2017年6月22日
第99回ぎやまん寄席/春風亭一之輔独演会@湯島天神参集殿 湯島の落語会、ぎやまん寄席がじきに100回。 まだそんなもんか!? と思いつつ、そんだけ世話になってる。 二人会の楽しみ方、面白さはここと北沢落語会に勉強させてもらったようなもん。 湯島は今年に入って独演会が多くなったが、それでも落語(主に古典落語)の情緒や雰囲気を場所と環境からも楽しませてくれる。 この日は一之輔の独演会。 200強のド満タン。 天井高、前後左右を含めて密度、濃度の濃いLive感に... 記事を読む
【鑑賞レポート】2017/4/17 “人形町成金(柳亭小痴楽/桂宮治/春風亭昇也/ゲストw:古今亭文菊)”@日本橋社会教育会館
2017年5月18日
人形町成金(柳亭小痴楽/桂宮治/春風亭昇也/ゲストw:古今亭文菊)@日本橋社会教育会館(人形町)へ 落語ブーム(若い女性が寄席にたくさん来てる?)を支える芸協二つ目のユニット・成金の人形町の会。 毎月演者を変えて1回づつ。 この日は204席の“人形町社教”で50-60%の入り。 まぁニュース・天気予報で散々“今晩は、春の嵐です。火急の用事が無い方は帰りましょう”と飲食店はじめ営業妨害的な喧伝もあってか… しかし、それにしてもシブラクなんかでの成金人気とは若... 記事を読む
【鑑賞レポート】2017/3/15 “月例三三”@イイノホール
2017年4月19日
三月も半ばに入った一五日。この日の東京の天気は、予報だと雪だるまマークさえ見え隠れするほどの、冬の寒さがぶり返したような悪天候。しかし当日はなんとか雨降りには至らず、ホッと胸を撫で下ろしながら、仕事を終えて会場へ向かった。仕事終わりのクタクタな体に、輪をかけて突き刺さる冷たい風に、心折れそうになりながらも、霞ヶ関のイイノホールに到着! 溜まったストレスと心身の疲労のせいで、せっかく初めてゲットした前方の席にも喜びがこみ上げてこず…。うーん、なんだか帰ってす... 記事を読む
【鑑賞レポート】2016/12/31 “下北のすけえん 春風亭一之輔ひとり会”@下北沢シアター711
2017年2月10日
2016年12月31日、下北沢シアター711 下北のすけえん 春風亭一之輔ひとり会 一之輔さんにハマりにハマった2016年を締めくくるにふさわしい会だった。 落語ファンには何をいまさらと言われても仕方がないが、私が春風亭一之輔の存在を知ったのはほんの一年前。眠れぬ夜のyoutubeから。 毒の効いたトークと、ちょっぴりだけの落語の導入部に俄然興味がわいた。 まるっと一席聞いたのも音声のみの「堀之内」。冒頭のおかみさんとの会話の「、なおる?」の「、」であっと... 記事を読む
【鑑賞レポート】2016/04/19 “さつまもん~立ったり座ったりの夕べ”林家彦いち/桃月庵白酒/松元ヒロ@成城ホール
2016年6月9日
“さつまもん~立ったり座ったりの夕べ”林家彦いち/桃月庵白酒/松元ヒロ@成城ホールへ 寄席や落語会に行く理由はなんだ? と問われれば、そりゃ色んなわけを挙げ連ねることは出来る。 ただ根底にあるのは、何を喋ってもいい、何を感じてもいい、という「自由」だろうね。 最近鋳型を作って、その中でわかる奴はわかる奴だけで楽しむ風潮が、落語会をやる側/出る側/楽しむ側にもはびこりだしてたし、 あるいは観る側が、これはこれを楽しむと限定した雰囲気を作り過ぎてたりってのもあ... 記事を読む
【レポート】2016/4/6 “冗談いっちゃいけねぇ Part5”柳家喜多八/桃月庵白酒@牛込箪笥ホール
2016年6月4日
“冗談いっちゃいけねぇ Part5”柳家喜多八/桃月庵白酒@牛込箪笥ホールへ 夕方、旧い知り合いにほぼ偶々会って、“久々だね、ちょい”と銀座駅のエキナカでパッと飲んでたら、なんの拍子か話しが盛り上がって行くことに。 まあ自分のアタマの片隅には、この会とさん喬独演会@日本橋劇場があって、どうしようかな…と。 誰か(あんまり知らん奴)と一緒に行くならこっちの方がいいか、というとこで。 (さん喬独演会は「たちきり」「鰍沢」+ほか1席だったらしいが) ちょうどこの... 記事を読む
【鑑賞レポート】2016/4/8 ダブル親子会その2/“落語進化論、いま第三の波が…”瀧川鯉昇/立川談笑/瀧川鯉八/立川吉笑@北沢タウンホール
2016年5月30日
ダブル親子会その2/“落語進化論、いま第三の波が…”瀧川鯉昇/立川談笑/瀧川鯉八/立川吉笑@北沢タウンホールへ。 前に開催されてもう1年ぐらいになるんでしょか?? 2回目の開催。 まあ4人のスケジュールを合わせるのは、確かにボヤボヤやってると難しいでしょう。 いろんなアプローチができる会だろう。 個人的には、第一回なんかは鯉昇/談笑二人会にそれぞれの弟子(わりとユニークな方の二つ目)がついてくる、みたいな入りだったが、それは通過儀礼で4人での変容変化を楽し... 記事を読む
【レポート】2016/4/6 三K辰文舎/落語&ライヴ(第12回)@文京シビック小ホール
2016年5月30日
三K辰文舎/落語&ライヴ(第12回)@文京シビック小ホールへ 橘家文左衛門/入船亭扇辰/柳家小せんの3人のバンド“三K辰文舎”(サンケイシンブンシャ) このLive・・・でありその前にそれぞれが落語を1席づつ。 まぁなんせ3人がお客さんと一緒に楽しんでるのがいい。 そんな“ファン感謝デー” それでいて落語のことを書いて飯のタネにしてるような評論家の方々はまったく来ない会。 世の中変わってきてて、落語を落語だけで語ってても、多分“落語家自身”“語られる噺”“... 記事を読む
【鑑賞レポート】2016年3月11日 「渋谷らくご 20時の回」(古今亭文菊/瀧川鯉八/柳家わさび/神田松之丞)
2016年4月27日
【鑑賞レポート】2016年3月11日 「渋谷らくご 20時の回」(古今亭文菊/瀧川鯉八/柳家わさび/神田松之丞) 最近なにかと話題の渋谷らくご。 テレビやウェブでも取り上げられていますが、この日も取材クルーがロビーにいました。 そもそも渋谷らくごは、落語についてあまり知らない人、ほとんど聞いたことがない人など、初心者向けの落語会。落語の面白さを幅広い層へ知ってもらおうと、渋谷は円山町にある映画館・ユーロスペースで毎月第二金曜から5日間限定で興行しています。... 記事を読む