柳家小三治、「まくらの小三治」の真骨頂、爆笑トークの集大成BOXセットが発売!


柳家小三治、「まくらの小三治」の真骨頂、爆笑トークの集大成BOXセットが発売!

1990年代に発売されて大いに話題となり、書籍や、文庫も含めて「まくらの小三治」の名前を知らしめた傑作CDがBOXセットとして登場。
内容は
「柳家小三治トークショー1(ニューヨークひとりある記)(SRCL3706)、
「柳家小三治トークショー2(めりけん留学奮闘記)」(SRCL3707)、
「柳家小三治トークショー3(玉子かけ御飯&駐車場物語)」(SRCL3708)、
「朝日名人会ライヴシリーズ45 柳家小三治Ⅱ 四ドリアン騒動~備前徳利」(MHCL1114)の4枚に、歌好きな師のライブアルバム『柳家小三治 歌ま・く・ら-ボクは歌の好きな少年だった』(SICL100)をまとめた計5枚組の通販サイト限定BOXセット。

内容は既発のものなので既にお持ちの方は要注意ですが、まとめてこの値段で手に入るのは嬉しいもの。

留学話に、駐車場のホームレス、玉子かけ御飯やドリアンなど、どれも超が付くほど有名な「まくら」ですが、今聴いても爆笑もの。
そして、いつもながら、師のまくらには笑いだけではすまされない、何かがあります。

現在は、どこで見ても「鯛焼き」の話で終始するほどの「鯛焼きブーム」のようですが、その昔は「オーディオ」や「塩」なんてもののこだわりを延々と聴かされたものでした。

90年代~2000年代前半の小三治師は独演会で「小言念仏」の一席で終わらせることもしばしばあったくらい、縦横無尽に「まくら」をふり続けていた自由人。
だからこそ、このCDは人間国宝という大仰な看板は一旦脇へ置いて、何も考えずに聴きたい。

そしてやっぱり、この人の「まくら」は何度聴いても、とにかく面白くて、しょうがない。


<以下、SONYの資料の商品説明テキストです> 落語本編に入る前に、その内容に沿った小咄(こばなし)や噺のポイントになる言葉の説明などを行なうイントロ部分、「まくら」。 時にはそのまくらが本編を超えることさえあり、「まくらの小三治」とも呼ばれる柳家小三治。 その本編顔負けのまくらを楽しみにするファンも多いが、毎度のことではない上に、人間国宝にも認定され、チケットの入手も困難なことから、「まくらの小三治」を目撃できるチャンスは極めて限られると言えよう。 その熱い要望に応える形で今回発売となるのが今回の通販限定CD BOXセット『柳家小三治まくら全集』(2015年6月17日発売)だ。 DISC1は、ニューヨーク旅行の、主に英語が通じないことによるてんやわんやを、DISC2は一念発起し、サンフランシスコへ語学留学した際の悲喜交交を収録。DISC3には、ある日小三治の駐車場に住みついたホームレス“長谷川さん”との心温まる(?)交流を描いた「駐車場物語」を収録する。 さらにDISC4には、“フルーツの王様”ドリアンの匂いが巻き起こす大騒動を、DISC5には唱歌、ラジオ歌謡、フォークなど小三治自身による“歌”のライブアルバムを収録。 歌の合間には少年時代の甘酸っぱい思い出が語られ、とても温かな気持ちになれる。 鋭い観察眼と優しいまなざし、そしてもちろん至高の話術。 まさに「アナザー・サイド・オブ・小三治」今回のCD BOXセット。 独演会のプレミアチケットを手に入れた気分で、ぜひゆったりとご堪能いただきたい。 なお、通販限定商品のため、詳細および購入方法はスペシャルサイト(http://www.110107.com/kosanji_makura)をご参照ください。

※このボックスは既発売『柳家小三治トークショー1~3』(SRCL3706,3707,3708)、『朝日名人会ライヴシリーズ45 柳家小三治Ⅱ 四ドリアン騒動~備前徳利』(MHCL1114)、『柳家小三治 歌ま・く・ら-ボクは歌の好きな少年だった』(SICL100)を5枚組CD BOXとしてまとめたものです。


『柳家小三治まくら全集』スペシャルサイト
http://www.110107.com/kosanji_makura 

『柳家小三治まくら全集』
6月17日発売 
CD5枚組 DQCW3183-3187 10,800円(税込)

●柳家小三治 1939年12月17日東京都新宿区出身。
1959年五代目柳家小さんに入門。前座名小たけ。
1963年二つ目昇進、さん治に。
1969年抜擢で真打昇進、10代目柳家小三治襲名。
2010年落語協会会長に。
2014年旭日小綬章受章、落語協会会長を勇退、10月重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。