色々なまちで、夜な夜な開かれる流浪の落語会、「のんき夜行」。第17夜は小痴楽、鯉八を迎えて3月18日(水)開催。
「色々なまちで、夜な夜な開かれる流浪の落語会」。
そんな素敵なキャッチがついているのが、毎回素敵なロケーションと、こだわりのブッキングで非常に独自性の高い会を展開している「のんき夜行」。
のんき夜行第17夜は、「新宿ホワイトハウス」こと「カフェ・アリエ」で開催。
ここは、建築家の磯崎新氏が設計し、美術家の吉村益信氏がアトリエ兼、住宅として使用していた場所。
ネオダダなど様々なアーティストのたまり場としても当時は活況を呈していたこの場所は、現在はカフェとして使われています。
多くのアーティストたちの興奮や熱気を吸い込んだこの空間には、一種独特の空気と、異なる時間が流れているとも言えます。
この空間を最大限に生かすべく登場するのは、ビートの利いた古典落語を特徴とする柳亭小痴楽と、新作落語でワン&オンリーの世界観を描き出す瀧川鯉八。
ともに、現在、最も目が離せない二ツ目として注目を集めており、様々な会に出演しているため観る機会も多いですが、「のんき夜行」では別の側面を見せてくれるはず。
定席や、環境の整ったホールで聴く方が落ち着くことは確かですが、落語は場の空気を最も反映しやすい芸能であることも確か。
この場所で、この日にだけおこるマジックに、期待したい。
のんき夜行 第17夜
日時:2015年3月18日(水)19時30分開演
会場: カフェアリエ
出演: 柳亭小痴楽 / 瀧川鯉八
料金: 2,000円(当日、会場にてお支払いください。)
予約:nonkiyakou@yahoo.co.jp
詳細:のんき夜行 カフェアリエ
Twitter:@nonkiyakou