【スペシャルインタビュー】渋谷に福来たるプロデューサー 今泉雅史




今泉雅史

ソニー・ミュージックでハウンドドッグや、PSY・S(サイズ)等の80年代の音楽シーンを語る上で重要なアーティストを手掛けた後、ソニー・ミユージックダイレクトで落語レーベル「来福」を設立。落語会「渋谷に福来たる」を始動させ、3月18日から1週間をかけて開催される一大イベント「渋谷に福来たるSPECIAL~落語フェスティバル的な~」を仕掛ける。現在はフリーの立場として、「来福」や「福来たる」に関わりながらも、アイドルやミュージシャンと落語を組み合わせる「アップフロント落語会」を始めるなど、落語界の「今」を仕掛けている。


このサイト「噺-HANASHI-」を立ち上げる際に、落語会のスケジュールや、噺家さんのインタビュー等の当たり前のコンテンツ以外に、絶対にやりたいと思っていた事がありました。それは、落語の「今」を仕掛けている人に話を聞きたいということ。それは裏方にスポットライトを当てるという事ではありません。近年の、落語と落語界を取り巻く環境の変化は、噺家さん達の努力はもちろんのこと、それ以外に、明らかに「今」を意識し強い意志を持って仕掛けてる人達が増えていると感じていたからです。その「今」の一翼を担いたいという気持ちからスタートした当サイトのインタビュー。初回を飾っていただくには、ベストな人選だと胸を張れる人物が、今泉雅史さんです。

偶然ながら、今泉さんも私も、音楽業界で生きてきて、今、落語に携わっている事。落語を「今」のエンターテインメントととらえ、「今」を伝えようとしている事。そして様々なコラボレーションを試みようとしている事など共通点も多く、とても盛り上がったインタビューとなりました。今泉さんが目指すものと、このサイトの目的が会話の中で交差した瞬間、私の中で、言葉にならない「何か」が、確信に変わりました。

取材・文章:加藤孝朗

上下で6万円もするDVDボックスセットが両方で10万枚近く売れた

ーー 経歴をお伺いしたいのですが、ソニー・ミュージックに入られたのは音楽をやりたかったんですよね?

大学時代に、Charが「Smoky Medicine」を結成する前にやっていたバンド「Bad Scene」等の事務所を友人とやっていたんです。サークルの延長で。

ーー 「Bad Scene」!伝説のバンドじゃないですか?

そうそう。70年代バンドブーム以前の、当時の最前線のものを色々と。自分もバンドをやっていたし。でも、それじゃ食っていけないんで、レコード会社や新聞社を受けたんだけど落ちてしまって広告代理店に入りました。その後、CBSソニーの募集があって、邦楽制作希望で応募して。その時の面接が、10人対1人という圧迫面接だったんですよ。「どんな本とか読むわけ?」とか雑談みたいな事を2時間も。あんな死にそうな時間を過ごした事はないですよ(笑)。で、無事に受かって、そうしたら「洋楽詳しいじゃない? じゃあ、お前洋楽宣伝やれって」。
最初に、ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・トゥ・ラン」。その後ビリー・ジョエルとか、TOTOとかソニーの黄金時代のバンドをやってました。で、ある日いきなり洋楽の部長が「良かったな、希望が叶うな。邦楽に移動だ」って。もう7年くらい経ってたから諦めてたんですよ。

ーー すごい、人事異動ですね。

洋楽時代で、それまでのミュージシャンとの人間関係とかはもう切れちゃってたし。音楽業界って、仕事をまったく教えてくれないじゃない? だからどうしていいか分からなくて。ハウンドドッグとかを担当しながら、繋がりのあったムーンライダーズの岡田徹さんに連絡したりして。その頃に、新人開発部から松浦雅也さん(PSY・Sとして80年代のデジタルポップスの先駆者として活躍。90年代にはプレーステーションの大ヒットソフト「パラッパラッパー」音楽を手掛けた)が上がってきてPSY・S(サイズ)としてデビューさせたんです。85年ですね。あの頃のソニーが良かったのは、上司は「あんなピコピコした音楽なんてさぁ」とか言うんだけれどGOは出してくれるのよ。ただ、「オレが反対した事だけは覚えておけ」とも言われたけど(笑)。

ーー 洋楽では黄金時代を経験して、PSY・Sを送りだしてと、音楽人としては大成功じゃないですか? そこから、なぜ落語へと繋がるんですか?

趣味で落語が好きだったんですよ。子供の頃は、落語がラジオでひっきりなしに流れていた時代で。当時は柳亭痴楽さんとか、「おばあさん落語」の古今亭今輔さんとか。だから、下地はあった訳です。で、会社に入ったら、京須偕充さん(ソニーにおいて落語の録音作品制作の先駆者的存在。6代目三遊亭圓生の「圓生百席」の制作や、録音に消極的だった古今亭志ん朝を説得して多くの録音作品を制作。TBS落語研究会の解説者としてもお馴染。)が、続々と落語のレコードを作っていた訳ですよ。仕事の合間に、京須さんの作った「圓生百席」とか聞いていて(笑)。
そうしている間に、また人事異動でアーカイブ(新譜を作るのではなく、レコード会社の持っているカタログを再開発する部署)に移動になって。音楽ももちろんだけれど、通販の商品を開発することとかがメインになってきて。「通販だったら、やっぱり落語だよな」と思って。じゃあ、ボックスモノとかをどんどんやろうと。で、改めて京須さんの作ったものを聴いたらやっぱり凄く面白いわけですよ。

ーー ソニーだから、落語の音源はカタログとしてしっかりありますからね。

そう。でね、「やっぱり志ん朝だよね。」と。でもCDのボックスセットはもう出していたので、「じゃあ、映像は無いんですかね?」と。そうしたら、あるけれど権利はTBSが持っていると分かった。そこで京須さんに「是非とも志ん朝の映像を出したいので一緒にやってくれませんかって」。下調べも十分にしてTBSに交渉しに行ったんだけど、結局3年かかったの。

ーー えっ? なんだかとても順調な流れのお話しに聞こえたんですが…。

その時の担当者が、本当に興味がない訳ですよ。「そんなの売れるの?」って感じで。権利処理の条件とか、肝心の中身とは関係ない話で時間がかかっちゃって。そのうちにTBSの担当者が今の落語研究会をやっている方に代わって、急激に進みだしたんです。内容も条件面もビジネスになるように整えて。そうしたら、上下で6万円もするDVDボックスセットが両方で10万枚近く売れた。

ーー 事件ですね。

志ん朝さんの映像がすごく望まれているのは肌感覚で分かっていたので、イニシャル(初回出荷)は1万くらいで考えていたんです。でも会社では、皆「えー!」って感じで。でもほとんど初日で売り切れたんです。その社内の空気感を感じて、大至急京須さんを自分のセクションに引っ張って来たんです、熱が冷めないうちに(笑)。もう、その時には実はSWA(SWA=創作話芸アソシエーション。読み方は「すわっ」。遍歴を経て2007年より林家彦いち、三遊亭白鳥、春風亭昇太、柳家喬太郎の4人で活動した落語創作集団。現在の落語界に大きな足跡を残し、2011年12月5日によみうりホールの最終公演をもって解散。)とかは追いかけ始めていたんです。

ーー 京須さんは、なぜかソニー・ミユージックインターナショナル(洋楽を主に扱う会社)にいたんですよね。

そう。インターで一人でやっていた。その時のインターナショナルの社長が落語好きでね。で、僕も話したんだけど、社長に「京須さんがインターナショナルっておかしいでしょ」って。そうしたら、社長は「落語はインターナショナルなものだろ! 世界に打って出るんだよ!」とか、もう訳わかんなくて(笑)。インター所属で一人でコツコツと落語のレコードを作ってたんです。

ーー それはすごくソニーらしい逸話ですね。ソニー・ミユージックダイレクトはYMOを発売し直したりと、本当に色々な事をやっていた印象があるのですが。

ソニー・ミユージックダイレクトには映像部署もあって、僕はプロレスも大好きだったから、プロレスの商品とかも出したり。その頃は、一番楽しかったですね。YMOも3人のソロまで出して、その流れで大貫妙子さんや、矢野顕子さんの新譜も出してどんどん広げて行ったんだけど、なかなか成果があがりにくくて、「落語に特化したレーベルを作らせてくれ」ってプレゼンをしたんです。で、大至急、既に1年くらいは話をしていたSWAをまとめたりして、来福レーベルを立ち上げて、コンベンションまで一気に持って行ったわけです。

ーー なるほど。ソニーはレコード会社でもかなりエッジの効いた会社ではありますけど、今泉さんのキャリアも、京須さんや、来福レーベルの設立なども、非常に会社的な人事異動や組織改編という事が節目になってきたんですね。

そうですね(笑)。

落語も、音楽と同じようにやろう、売ろうという事。それが実は一番大きなコンセプトかな

ーー その様な経緯で、SWAなどの新しいムーブメントと、京須さんのそれまで蓄積されてきたしっかりした古典という2本柱が基本的なコンセプトとして「来福」レーベルが立ちあがった訳ですね。

あともう一つ大きなコンセプトがあって。それは落語も、音楽と同じようにやろう、売ろうという事。それが実は一番大きなコンセプトかな。プロモーションも、売り方も、セールス(営業)の仕方も、音楽でやれた事は全部やろうって。それは、噺家さん達も、ノッてくる人もそうでない人もいたから、大変だったし、時間もかかったかな。

ーー それが、タワーレコードでのインストアイベントの開催などに繋がる訳ですね。

そうそう。タワーとか、HMVでもインストアはやらなかったけど特設コーナーを作ったりとか、CDショップ対策はしっかりやった。それまでの落語のソフトの販売の拠点は全国で20店舗ぐらいしかなかったから。でもそこにタワーが乗っかってくれることでだいぶ増えた。

ーー で、そこから「渋谷に福来たる」の開催の流れに?

京須さんとも話したんだけれど、当たり前だけれど音源がないと勝負できない。京須さんは朝日名人会をきちっとやっている訳だし。僕は、談春さんや喬太郎さんなどの新しい人達を狙ったCDを出していきたいんだけれど、オリジナルの音源を作るにあたってはやっぱり会が必要だという事になって。どうせならちゃんとやれないかと考えて、その時に全国紙の中で東京で落語会をやっていないのは毎日新聞だけだったので、話をしに行って毎日新聞落語会という名義をとって。で、現在ZEPP(全国複数個所に展開する、日本においてスタンディング形式のライブを定着させることに貢献したライブ会場)を運営しているソニーのイベント部門と組んで会を立ちあげたと。今度ZEPPでやる企画もあるのだけど、じゃあ、それで何やろうか?って言う感じなんだけど(笑)。

ーー やっぱり、会の仕掛け方も、勢いも、手法は非常に音楽ビジネス的ですよね。

そう。TBSも赤坂ブリッツで落語会をやったりもするじゃない。だから、それと発想としては同じなんです。ただZEPPの方がより大きいじゃない。だから、やっぱりやるんだったら落語だけじゃなくて、他ジャンルとのコラボレーションなのかなとぼんやりと思ってるんだよね。

ーー 音楽とのコラボレーションは僕も昨年やってましたが、最近この様な発想が増えている気がします。今泉さんもそういう機運というか雰囲気が高まっているように思いますか?

三K辰文舎(三K辰文舎=さんけいしんぶんしゃ。入船亭扇辰、橘家文左衛門、鈴々舎わか馬(現・柳家小せん)によるユニット名であり、落語家バンド。名前の由来は、高座名から一字ずつをとった「辰・文・舎」に、3人の本名のイニシャル「K」の組合せ。会の後援に産経新聞社が付いてしまうという驚きの展開を見せた)みたいな人達もいるじゃない。やっぱり音楽とコラボやりたいとか声がちょこちょこ出てきていて。だったら、自分のこれまでのノウハウでやれる事は多いなと。でも、なかなかコラボといっても上手くいかないよね。普通の落語会の方がお客さんも入るし。ただ、いつまでも同じ事だけをやっていても仕方がないのかなという気持ちはあります。

ーー ゴールが明確にある訳ではないにせよ、化学反応を起こせるというという気持ちですか?

「カオスでいこう!」(今泉さんが手掛けているアップフロント落語会で、3月に立川こしらさんと、ムーンライダーズの白井良明さんのコラボレーションイベント)とかでは出来るだけ、そういうトライをやってみたいんだよね。落語は落語、音楽は音楽でちゃんと見せて、その後には、2人で何かコラボレーションをやろうと。こしらさんは昔バンドもやっていたらしいので、何か楽器もって良明さんと共演したらと言ってみたら、「チェーンソーとかどうですか?」とか言ってた。そういう時代あったじゃない、パンクが行き詰った時に(笑)。
他のジャンルとの組合せではないけれど、例えば「福来たる」の最初の会は、三三師、彦いち師という、割と極端な組合せでやったんだけれど。これも、実は新しいトライをしたいという気持ちから出た組合せなんです。つまり、興行として動員も考えなくてはいけないけれど、同時にどうやって落語や、落語界を広げて行くのかという事も常に考えて行かないといけない。「福来たるSPECIAL」のメンツを見てもらっても、やっぱり、そういう考えがベースにあるんだよね。それが来福レーベルの流れでもあるし。

(落語は)今一番最先端というか、ビビットなエンターテイメントなんだよっていうのを見せたい

ーー 遂に迫って来た「渋谷に福来たるSPECIAL~落語フェスティバル的な~」が目指すものはどこなんでしょうか?

まあ、簡単に言うと、大銀座落語祭(六人の会が主催した、2004年~2008年まで数日間に渡り銀座の複数会場で開催された落語祭)や博多天神落語祭り(六代目三遊亭円楽プロデュースの落語祭。2013年で7回目を数える)なんだけどね。それを一気にではないけれど、若返らせたいと思っているんです。落語は終わってしまった古いものではないというか、当然そうなんだけれど、要するに今一番最先端というか、ビビットなエンターテイメントなんだよっていうのを見せたいというのが一番大きくて、その為のお祭りという位置づけかな。ただやっぱりお祭りになると若手だけで組み立てるのは大変だし、あえて、さん喬師、權大郎師、雲助師というエスタリブッシュした師匠達の会や、小朝さんプロデュースの会があったりとか、そういう工夫はしていてね。ただ、これは、3月のお祭りだけって事で。レギュラーの「福来たる」はあくまでも「2000年代真打」というのがキーワード。ゲスト演者も、それこそ昇太さん、喬太郎さん、彦いちさん、白鳥さんとか、いわゆるSWA年代というかね、その層で組み立てて行きたいと思ってます。

ーー 大銀座落語祭の様な定着の仕方を目指していますか?

当然だけれど、「渋谷」というのを一つのキーワードにしています。今度、東横名人会が復活するけれど、それも一つのトピックとしてあるし。タワーのインストアとかをやったような最初から、渋谷を盛り上げたいというね。渋谷=子供たちの街ってイメージがあるじゃない、まあ東急は大人の街のコンセプトでがんばっているけれど。それに乗っかるとかそういう事でもないけれど、渋谷というのを盛り上げたいというのはあるよね。
だから例えば上手くいけば、「福来たるSPECIAL」の時期に、パルコとかで扇子と手ぬぐいのフェアをやってるとか、そういう多角的な事が出来たらなと思っています。そういうのをまだ出来てはいないけれど、目指したいよね。3月は渋谷でその時の旬な噺家さんが見られるという感じを定着させたいよね。

ーー 今年のラインナップで、今泉さん的こだわりはどこでしょうか?

1週間と期間が長いから興行的な側面も大きくて、「大吟醸」とか、「円丈ゲノム」とか昨年成功したものをちゃんと入れつつも、一之輔さんをこの会でしか出来ない打ちだし方をして行きたいなと。本当は「一之輔の一週間」というのもやりたかったんですよ。それは実現しなかったけれど、やっぱり今回は、気持ちとしては、前面に推し出してるよね。」

ーー そうですよね。ぱっと見ても推されてると感じます。

とにかく、当たり前だけれど、いつの時代も新しいスターを作らないといけない。一之輔さんはもちろんスターになっているのだけれど、それをさらにどうやってバックアップしていけるのかという事を考えています。喬太郎師・三三師・白酒師の次に続くのは、萬橘さんなのか、宮治さんなのか。評判良い小辰さんとかも推していきたいし。そうやって次々にスターを出していかないと業界はしぼむしね。
「What’s next?」って事にこだわりたいんだよね。あ、でもそれは、やっぱり音楽業界的な発想なんだよね。

ーー 今泉さんのキャリアは音楽から始まりながらも、今は、落語がメインなんでしょうか?

7:3というか。音楽は音楽でやっている事はあるんだけど、それはどちらかというとお手伝い。制作手伝ってもらえませんか、はいよ。みたいな。それこそ新人見つけてきてどうこうという事はないかな。だから、落語に関しては、そのミュージシャンの新人開発的な事をまさに今やっているって感じかな。

ーー じゃあ、誤解を恐れずに言うと、今は、落語の人という事で良いでしょうか?

そうだね。昔ね、新日本プロレスの新間寿さんがUWF作る時に「私はプロレス界に万里の長城を築く」と言ったんだけど、そのキャッチコピーをギャグで使っているんです。「私は落語界に万里の長城を作ってやるって」。で、UWFの様な、逃げないストロングスタイルを作りたいと(笑)。分かる人にしか分からない話ばっかりだなぁ(笑)。

ーー もう、趣味を全て投入してますね(笑)。

あ、そうそう。プロレスファン、多いんだよね。落語の人は。プロレスって昔からそうだけど、誰とでも楽しく話せる話題ではないので、ちょっと付き合ってみないと出てこない。言葉の端々に「あの時のマスカラスがさ」とか、出てきたりとかね(笑)。

ーー 新たな才能をいかに早く見出し、どのような見せ方をしてブレイクさせるかという事ですよね。まさに、音楽ビジネス的な発想であり手法です。まさに音楽の世界で生き抜いてきて、今落語を手掛けられている、今泉さんの立ち位置が明確に分かるお話しでした。

そう。分かりやすいでしょ。考え方としてね。でも、異端なんです。やっぱり落語の業界に何十年もいる人達とはずれるんだよね、意識が。だから加藤さんも苦労してるだろうと思うんだよね、同じ異端として(笑)。



公演情報

 

渋谷に福来たるSPECIAL~落語フェスティバル的な~ 2013
3/18(金)〜3/13(土)
会 場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール/伝承ホール
出演予定者(順不同・50音順):桂文治 / 五街道雲助 / 三遊亭歌之介 / 三遊亭歌武蔵 / 三遊亭円丈 / 三遊亭兼好 / 三遊亭丈二 / 三遊亭白鳥 / 春風亭一之輔 / 春風亭小朝 / 春風亭昇太 / 隅田川馬石 / 瀧川鯉昇 / 橘家文左衛門 / 立川生志 / 立川志らく / 立川談笑 / 桃月庵白酒 / 林家たい平 / 林家彦いち / 柳家喜多八 / 柳家小満ん / 柳家権太楼 / 柳家さん喬 / 柳亭市馬 …and more!
入場料 : 各公演全席指定 S席:3,900円 A席:3,500円 ※未就学児童入場不可
主催 : 「渋谷に福来たる」実行委員会
企画制作 : ざぶとん亭風流企画/Zeppライブエンタテインメント
協力:ソニー・ミュージックダイレクト 来福レーベル
問い合わせ: 03-5575-5170 Zeppライブエンタテインメント(平日13時~17時)

オフィシャルHP:www.shibuyanifukukitaru.com
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